知財活用型事業性評価による企業の強みの引き出し方
開催報告
令和6年2月28日(水)、知財・無形資産を活用した事業性評価の取り組み方法と効果を考える、「令和5年度知財金融シンポジウム」をオンラインで開催しました。
本シンポジウムでは、知財金融を企業支援の現場で実践する金融機関・知財専門家を登壇者に迎えて、効果的な取り組みの進め方について考えていきました。
開催日 | 2024年2月28日(水)10:00~12:00 |
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テーマ | 知財活用型事業性評価による企業の強みの引き出し方 |
プログラム
10:00~10:05 開会
10:05~10:20 基調講演①
「知財金融が目指す地域金融機関の次なる姿 – 知財金融10年の歩みを踏まえて – 」(特許庁 普及支援課)
過去10年間の知財金融の歩みを踏まえて、地域金融機関・中小企業を取り巻く市況の変化に対応した今後の事業性評価について、講演をいたします。
10:20~10:40 基調講演②
「事業性評価の信頼性を高めるための取引先企業との向き合い方」(追手門学院大学経営学部 水野浩児教授)
企業の強みの源泉ともいえる技術やノウハウなどの知財・無形資産に対して、金融機関担当者がどのように向き合い、事業性評価の信頼を高めていくかについて、講演をいたします。
<講演者プロフィール>
水野浩児(昭和43年生まれ・55歳)
追手門学院大学経営学部教授・学部長
南都銀行で10年以上企業融資や主計業務等を担当。
2006年追手門学院大学専任講師に就任。その後准教授を経て現職。
専門分野である民法(債権法)を介して、地域金融機関が注力している事業性評価について研究を行う。
・近畿財務局「ちほめん」(2020年7月~)アドバイザー
・「ローカルベンチマークガイドブック」(2021年5月 経済産業省)編集委員
・「業種別支援の着眼点」(2023年3月 金融庁)研究会委員
10:40~10:50 事務局講演
「知財金融の取り組み効果を最大化するための方法」(運営事務局 PwCコンサルティング合同会社)
事業における取り組み事例をもとに、知財金融の取り組み効果を最大化するためのTipsをご紹介いたします。
10:50~11:05 知財金融活用事例のご紹介
知財金融を活用した伴走支援事例を取り上げ、知財・無形資産への着目が経営にどのような好影響をもたらすか、ご紹介いたします。
11:05~11:55 パネルディスカッション
「知財金融がもたらす事業性評価の変化」
取引先企業の支援現場で実際に知財金融に取り組む金融機関および、そのサポートを実施する知財専門家を交え、知財活用型事業性評価の実践と課題についてディスカッションを行います。
<モデレーター>
神戸大学経済経営研究所 教授 家森信善様
<パネリスト>
株式会社きらぼしコンサルティング 取締役会長 強瀬理一様
株式会社百五銀行 法人コンサルティング部 後藤教嘉様
但陽信用金庫 事業所営業推進部 参与担当部長 澤野年哉様
IP Valuation特許事務所 弁理士 松本浩一郎様
11:55~12:00 閉会
特許庁総務部普及支援課による基調講演
特許庁総務部普及支援課からの基調講演として、「知財金融が目指す地域金融機関の次なる姿 – 知財金融10年の歩みを踏まえて –」というタイトルでお話しました。
「知財金融が目指す地域金融機関の次なる姿 – 知財金融10年の歩みを踏まえて –」
地域金融機関における事業性評価の専門家からの基調講演として、追手門学院大学経営学部学部長 水野浩児教授より、「事業性評価の信頼性を高めるための取引先企業との向き合い方」というタイトルでお話しました。
追手門学院大学経営学部学部長 水野浩児教授による基調講演
事業性評価の信頼性を高めるための取引先企業との向き合い方
運営事務局(PwCコンサルティング合同会社)による事業報告
運営事務局(PwCコンサルティング合同会社)からの講演として、「知財金融の取り組み効果を最大化するための方法」というタイトルでお話しました。
知財金融の取り組み効果を最大化するための方法
知財金融活用事例のご紹介
知財金融を活用した伴走支援事例を取り上げ、知財・無形資産への着目が経営にどのような好影響をもたらすかについて、紹介しました。
パネルディスカッション
取引先企業の支援現場で実際に知財金融に取り組む金融機関および、そのサポートを実施する知財専門家を交え、知財活用型事業性評価の実践と課題についてディスカッションを行いました。
事務局問合せ先
PwCコンサルティング合同会社
(特許庁受託事業)中小企業知財経営支援金融機能活用促進事業 事務局
メールアドレス:jp_cons_sme_ip_finance_promotion@pwc.com