特許庁事業「知財金融事業」の事務局からオンラインイベント開催のご案内です。
知財金融事業では、地域金融機関が、中小企業の知恵や工夫を中心とした経営資源を、知財に着目して理解した上で、事業や経営の支援(融資や本業支援等)を行うこと(=知財金融)を促進し、これまでに220以上の金融機関に対して支援を行ってきました。
本年度の事業では、支援先企業からのヒアリングを通じて「知財ビジネス報告書(※)」を作成し、支援先企業と金融機関との対話促進につなげる支援をしてきました。
知財金融の効果や事業に参加するメリットについて、専門家や金融機関、支援チームにご登壇いただき、本年度支援の実例も交えた成果報告会を開催いたします。
※知財ビジネス報告書:支援対象企業の強み・知財分析を行った上での現状把握(「As-Is」)に加え、自社の将来像を見据えた知財を活用した経営戦略(「To-Be」)を取りまとめた報告書
このような方におすすめ
- 取引先の支援を行いたいが、どのように知財を評価して支援に結び付けたらよいかわからない金融機関
- 自社の知財をどう活用すればわからない中小企業
- 中小企業を支援しているが、どのように知財と経営・ファイナンスを結び付ければよいかわからない方
- 普段の弁理士、中小企業診断士等の業務の幅を広げたい方
プログラム
セミナーは以下の4部構成を予定しております。
(1)知財金融事業の紹介(20分)
- 本事業の取組結果の共有
(2)基調講演(45分)
- 金融機関を取り巻く外部環境変化(企業価値担保権の創出や金利上昇)などを踏まえた、今後の知的資産経営に求められるポイントを紹介
<講演者>
小林 誠 氏(株式会社シクロ・ハイジア 代表取締役CEO)
休憩(10分)
(3)金融機関による取り組み紹介(30分)
- 金融機関独自の知財金融の取り組み紹介
<講演者>
林 智成 氏(長野県信用組合専務理事)
(4)支援チームによるパネルディスカッション(45分)
- 実際のプロジェクト内容の紹介
- 支援チーム(金融機関、INPIT、弁理士、事務局)として実施した内容及びその結果(来年度以降のアクション等)の共有
- 支援チームによって中小企業が得られたメリット
<パネリスト>
上条 謙太 氏(長野県信用組合)
小沢 益也 氏(INPIT長野県知財総合支援窓口)
宮原 友保 氏(ナカムラマジック株式会社 代表取締役会長兼社長)
土橋 朗 氏(ナカムラマジック株式会社)
藤掛 宗則 氏(明和綜合特許デザイン事務所 弁理士)
<モデレーター>
近藤 真吾 氏(有限責任監査法人トーマツ)
開催日時
令和7年3月13日(木)13:30~16:00
対象者
- 知財金融に取り組みたい金融機関
- 自社の知財を経営に活用したい中小企業
- 弁理士、中小企業診断士をはじめとする中小企業支援専門家及び支援機関
開催場所
オンライン(zoom)
定員
500名(申込者数が定員に達し次第、お申込みを締め切らさせていただきます)
参加費
無料
申し込みフォーム
こちらよりお申込みください
※3/11(火)17:00申し込み締め切り
お問い合わせ
有限責任監査法人トーマツ リスクアドバイザリー事業本部 パブリックセクター
知財金融事業事務局
お問い合わせ:ip_finance@tohmatsu.co.jp